お酒を飲んだ後のラーメンは特に美味しく感じますよね。しかし、それが肥満や生活習慣病の原因となるのはご存知の通りだと思います。

翌朝、後悔して自分のことを「意志が弱いダメ人間」だと落ち込む人もいるのではないでしょうか。しかし、「お酒の後のラーメン」には食べたくなる科学的根拠があり、飲酒後のラーメンは人間の本能なんです。

つまり、この本能をコントロールさえできれば、お酒の後のラーメンを我慢することができます。さらに科学的根拠を知っていれば、太りにくいトッピングも分かるんです。

みそネギチャーシュー麺

科学的根拠1、血糖値を上がる

飲酒後、アルコールを分解するために下がってしまった血糖値を上げるために、糖分豊富なラーメンを体が欲っします。なので飲酒後に最適な食材はラーメンではなく”ナッツ”になるんです。

ナッツは食べると血糖値が緩やかに上昇するので、ラーメンを食べたい欲求を抑えることができます。

科学的根拠2、塩分を補充

アルコールの利尿作用で、体内から塩分であるナトリウムが多く排出します。そして、ナトリウムが減少すると人間は脱水症状になってしまいます。

そのため、体が塩分を欲してラーメンを食べたくなってしまうんです。そんな時に最適な食べ物は”ぬか漬け”になります。ぬか漬けはナトリウムが多く含まれ、発酵食品で代謝も上がるため塩分補充に適した食材になります。

太りにくいトッピングはネギ+チャーシュー

イノシン酸はラーメンのダシに使われる煮干し・鰹節やチャーシューの豚肉などに多く含まれているのですが、そのイノシン酸には、アルコールを体の外に出す分解酵素の活動を助ける効果があります。

だからお酒を飲むと、体がイノシン酸を欲してラーメンが食べたくなってしまうんです。この欲求の代用品として最適なのは”梅おにぎり”と”しじみのみそ汁”になります。

海苔やみそ汁にはイノシン酸が豊富にあるうえ、さらにラーメンに比べてカロリーも約半分以下です。お酒を飲んでいる時に食べておけば、その後のラーメンも我慢できるかもしれません。

それでもどうしてもラーメンが食べたいという人にオススメなのは「みそネギチャーシュー麺」です。

みそに含まれているビタミンB1・マグネシウムが糖質の燃焼に、ビタミンB2は脂質の燃焼に効果的です。そして、ネギにはアリシンというビタミンB1のサポートをしてくれる働きがあります。さらにチャーシューの原料である豚肉には、カルニチンが多く含まれ脂質の燃焼に効果的で、体脂肪の蓄積を抑制する働きがあります。

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お酒の後にどうしても食べたい時は”みそネギチャーシュー麺”を試してみてください。