健康ブーム、ダイエットブームに乗って、今やヘルシーを全面的に打ち出した商品が溢れており、美容・健康を謳ったものが多くなっています。
もはや味ではなく、どんな文言で宣伝するかが重要になってきているんです。
確かにコレステロール0だと健康に良さそうで太りにくそうですよね。しかし、「コレステロール0」の文言には巧妙なトリックがあったんです。
植物油「コレステロール0」は当たり前
実はコレステロールが含まれているのは、動物性の油であるバターやラードです。つまり、植物油のコレステロール0の表記は当たり前の事を書いているだけなんです。
さらに、最近までコレステロールの多い食品を摂りすぎるのは、体に良くないと言われてきました。
しかし、コレステロールはその8割が体内で作られます。食事から吸収されるのは全体のわずか2割にしかすぎません。卵やイカなどコレステロールの多い食品を食べすぎて、その割合が3割に増えたとしても、そのぶん体内で作られる量を7割に減らしバランスをとります。
健康な人はコレステロールを多く摂取しても問題ありません。
レタスの食物繊維は超少ない
野菜ジュースやサプリメントなどにある「レタス〇個分の食物繊維」をアピールする宣伝文句があります。
レタスは食物繊維が豊富な野菜の代表格というイメージがありますが、レタスは野菜の中でも食物繊維が極めて少ない野菜なんです。
なんと、世界一栄養のない野菜といわれている”きゅうり”と同じ量なんです。