世界にはおよそ1200種類の缶詰があるといわれていますが、その缶詰が生まれたきっかけはナポレオンにあるんです。

フランス国旗

缶詰の誕生はナポレオンがきっかけ

ナポレオンは政権をとってから色んな所に遠征をしましたが、遠征となると保存食や長期の輸送に耐えられるものが必要でした。しかし、当時の塩漬けや酢漬けは、味もいまいちで途中で腐るものだったんです。

そこで「何かいい保存食はないか」と公募しました。そして、色んな案が出た中でニコラ・アペールが出した案が”瓶に詰めて煮沸する”というものでした。

しかし、瓶は割れてしまいます。そこからイギリス人によって改良され「缶詰」になりました。

元をたどればナポレオンが集めたアイデアの中で瓶詰があって、それがイギリスで改良されて缶詰になったということなんです。

デイゴケンイチデイゴケンイチ

フランスで出来た「瓶詰」が、イギリスによって「缶詰」に改良されたんですね。

アメリカ・インディアナ州には缶詰を拳銃で開けてはいけない法律がある

これは缶詰の歴史を知っていれば納得できる法律なんです。

缶詰ができた当初は缶切りはありませんでした。なので、昔はオノやハンマーで缶詰を開けていたんです。

つまり、歴史を踏まえた由緒ある法律だったんです。