マクドナルドのハンバーガーはガン治療の技術で美味しくなったというのを知っていますか?
マクドナルドのハンバーガーって実は以前と比べて命ともいわれるビーフパティと肉汁が大きく変わっているんです。
高周波で肉汁を閉じ込めて解凍
もちろん品質管理も世界トップレベルです。牛肉はオーストラリア、ニュージーランド産で鮮度を保つため-15℃以下の冷凍状態で搬入されます
搬入された肉が-15℃よりも高い場合は肉の受け入れはNGなんです。
ビーフパティ作り最初の工程は解凍になります。加工しやすいように牛肉を-18℃~-2℃にするのですが、この解凍がとても難しい工程なんです。肉の解凍に失敗すると肉汁が多く出てしまい旨味が逃げてしまいます。
従来の解凍機は蒸気を使って牛肉を表面から解凍していたため、旨味を含む肉汁が多く流れでていたのですが、この問題を解決したのが「ガン治療の技術」なんです。
ハンバーガーを美味しくした技術は牛肉を解凍する際の高周波による加熱だったんです。
近年の研究でガン細胞は熱に弱いことがわかっています。そこで、開発された医療技術が高周波を使った「ガン温熱療法」でした。
体の中のガン細胞をある程度の温度に上げようとすると外からの熱では加熱することができません。しかし、高周波を使えば物体の表面だけでなく内部まで均一に熱を加えることができます。
解凍した時の肉汁の出る量が非常に少なくなり、肉の風味が残って最終製品の肉の品質がすごく高くなります。
- マクドナルドのビーフパティは無添加で牛肉100%
安心・安全のため厳しい品質管理のなか出来上がったビーフパティは-20℃に冷凍されて、日本各地のマクドナルドへ出荷されます。