メガネが印象的なキャラクターといえば、1985年の阪神の優勝で大阪の道頓堀に投げ込まれた「カーネル・サンダース像」が有名ですよね。

実はこの像をケンタッキーの店舗に置いたのは、日本が初めてなんです。カーネル・サンダースは健在時3度来日しており、自分の像を見て自分に握手するほどソックリな姿に喜んだといわれています。

メガネ

日本スタッフの苦労の物語

カーネル・サンダースは世界中の店舗をめぐり、自分の味を再現できているか厳しくチェックしていて、再現できていないと自分が持っているステッキで厨房を叩くほど叱ったいわれています。

来日すると聞いた日本のスタッフの緊張感はピークになり、立像を作る際にあたっても中途半端なことはできないということで、細部にまでこだわってメガネにも度を入れるようになったんです。

  • カーネル・サンダースの厳しい仕事ぶりに下手なことはできないと感じたから

メガネ以外にもボタンや胸元のバッジ、ステッキなど”60歳当時のカーネル・サンダース”を忠実に再現しています。

さらに日本で作った像の型を元に、世界中でこの像を店舗に置くようになりました。

デイゴケンイチデイゴケンイチ

カーネル像のメガネに度を入れたのは、細部にまでこだわる本人の姿勢を表現しているからなんです。

ケンタッキーフライドチキンは65歳で起業

カーネル・サンダースが、世界的なチェーン店を始めたのは65歳の時です。故郷のフライドチキンのレシピを持って、そこから現在のフランチャイズビジネスを企業したんです。

つまり、人間は「何歳でもやろうと思えば色々なことができる」ということです。