高度が高くなれば高くなるほど気温が低くなるのは常識ですよね。

高い所にいくほど地面の熱が届かず気圧なども関係して気温が低くなっていきます。

上空30,000mの気温は-39℃

オゾン層

地上の気温が13.0℃の場合の高度15,000m上空の気温は-62.1℃になります。

上空30,000mの気温は何度かというと-39℃となり、15,000mよりも気温が高くなっています。

通常高度が高くなればなるほど気温が低くなるはずなのに、なぜ上空30,000mのほうが気温が高くなるのでしょうか?

上空30,000mはオゾンが多い

30,000m上空は成層圏と呼ばれていてオゾンが最も多い場所になります。

オゾンと太陽光のなかに含まれる紫外線が反応して熱を発生しているために15,000m上空よりも30,000m上空のほうが気温が高くなるんです。

デイゴケンイチデイゴケンイチ

ちなみに上空50,000mはオゾンの最上部になるので気温がさらに上がり0℃になります。紫外線の影響を最も受けるため気温が高くなるんです。