さくらんぼは栄養が豊富にあり、栄養の一つである”葉酸”は細胞の新陳代謝を助け若返り効果が期待できます。また、皮膚を潤す作用がある”ソルビトール”も多く含まれているので美容効果が高く、まさに女性の味方です。

さくらんぼの楽しみ方と言えばさくらんぼ狩りですが、さくらんぼ狩りには甘い実を狙う必勝法があるんです。

さくらんぼ狩り

木の上部分を狙うと甘い

夏が旬のさくらんぼ狩りですが、その時に絶対外してはいけない心得は「高い木の実を狙う事」です。

木の高いところと低いところでは糖度が違います。ある検証では、低い木のさくらんぼは糖度が20.2%だったのに対し、高い木のさくらんぼは31.4%でその差は11.2%もありました。確かに高い木のほうが糖度が高く甘くなるんです。

さくらんぼの甘味のもとである「ブドウ糖」は、日光による光合成で作られています。そのため、遮るものの少ない高い木になっている実は、甘味が強いということになります。さらに、木の栄養は上へ集まる性質があるため、高いところにある実は栄養もたっぷり蓄えられています。

出荷の際、高い木のさくらんぼは商品として食卓に並び、低い木のさくらんぼはジャムなどの加工品として使われます。

さくらんぼの「種」は種ではない

ほとんどの人がさくらんぼの「種」だと思っている部分は、実は「種」ではなく「内果皮」なんです。

この「内果皮」の中に本当の「種」があります。