夏に向けてダイエットをしているのに、思うように痩せられずヤバイと焦っていたりしませんか?「寝る時のある行動がダイエットを妨げる」という論文が発表されています。
その論文には、豆電球をつけたまま寝ると太りやすいということが書かれているんです。
真っ暗と比べると1.9倍
痩せるには食事や運動が大事というのは常識ですが、睡眠も大きく影響します。
明るい部屋で眠ることで生体リズムが乱れ、睡眠が浅くなってしまいます。その結果、食欲を抑える「レプチン」というホルモンが出にくくなるんです。
レプチンとは、通称”満腹ホルモン”ともいわれていて、食事をした時、脳に満腹感を知らせる働きがあります。つまり、満腹ホルモンが正しく働けば、食欲を抑えることができるんです。
しかし、豆電球をつけて寝てしまうと、睡眠中のわずかな明るさが原因で満腹ホルモンの分泌量が減少してしまい、食欲に影響を及ぼしてしまいます。
日中、この状態で食事をすると、満腹ホルモンが減少しているのでなかなか満腹感が得られず、食べ過ぎてしまい太ってしまいます。
さらに豆電球だけでなく、照明もそのままつけっぱなしで寝たり、テレビをつけたまま眠ってしまっても、満腹ホルモンが減少します。
真っ暗の中で寝ている人に比べて、豆電球程度の明るさで寝ている人では、なんと肥満の割合が1.9倍にもなるんです。
暗い中で寝れない人はアイマスクをつけて眠ると効果的です。