現代女性の平均入浴時間は「34分」というデータがあります。
その時間は年々長くなっていて10人に1人が約1時間近く入浴時間に費やしています。
女性に特に人気なのが半身浴ですよね。半身浴の目的はダイエット効果、デトックス効果、リラックス効果を期待していると思うのですが、半身浴って実は意味がないことが科学的にわかっています。
消費するカロリーが低い
半身浴はあまりカロリーを消費しません。例えばキャラメル1個分のカロリーを消費するのに約100分もかかります。
ちなみにキャラメル1個のカロリーは立ち話10分間するのと同じ消費カロリーなんです。
ほとんど体を動かさない半身浴はあまりカロリーを消費しません。100分間半身浴に費やしてキャラメル1個分のカロリー消費ではダイエットには程遠いですよね。
美容デトックスの効果なし
大量に汗をかいてもデトックス効果は期待できません。
というのも老廃物は汗から出るのではなく、そのほとんどが主に便や尿として排泄されるからです。
汗の成分の99%は水分なのでデトックス効果は期待できないんです。
リラックス効果なし
リラックス効果に関しては半身浴よりも全身浴のほうが期待できます。
理想の入浴法は「10分間40度のお湯で肩まで浸かる」というシンプルな方法です。
浮力を感じることでリラックスのサインであるα波という脳波がより多くでるといわれています。
長時間の半身浴は時間のムダなんです。