イギリスの名門大学が発表したサッカーに関する残酷な研究結果があります。それは「サッカーファンは幸せになれない」という衝撃的な内容です。これはサッカーの本場イギリスの大学が、32,000人を調査して判明した事実となっています。
サッカーファンの幸福度
サッカーの本場イギリスで、定期的に観戦するサッカーファン32,000人に対して試合後の気分の変化をアンケート調査し、その「幸福度」を数値化したものになります。
応援しているチームが勝てば、気分は盛り上がりますよね?その場合に試合が終わった1時間後に幸福度がどう変化するのかというと、勝った試合の幸福度は3.9ポイント上昇します。
しかし、自分が応援しているチームが負けてしまうと、負けた試合の幸福度は7.8ポイントも下がってしまうんです。つまり、チームが勝った場合の幸福度の上昇よりも、負けた時の低下が2倍にもなってしまっています。
ちなみに、スタジアムで観戦した場合にはキックオフの瞬間に幸福度が7.9ポイント上がり、スタジアム観戦で負けた場合の幸福度は14ポイントも下がってしまいます。
スタジアムでキックオフ直前から応援していてチームが負けてしまうと、なんと幸福度は21.9ポイントも急降下してしまうんです。
自分が応援しているチームが勝利することによって得られる幸福度を上回る行為は、ものすごく盛り上がっている恋愛くらいしかありません。
こういう結果にもとづいて、ある有名な経済学の博士は、サッカーファンの行動は「合理的ではない」と言っています。