飛行機の中が禁煙なのは今では常識中の常識ですよね。
それなのに、なぜか機内のトイレには灰皿が設置されています。
飛行機の中は絶対禁煙にも関わらず、トイレに行くと必要のない灰皿があるって変だと思いませんか?
法律上、灰皿がないと飛べない
簡潔に説明すると”トイレに灰皿が設置されていない飛行機は飛び立ってはならない”という航空法によって定められているからなんです。
これは世界共通のルールでアメリカの航空局が作った航空法に準じています。
機内での禁煙が常識となって以降、ロンドンで灰皿が見つからないという理由から離陸が25分も遅れたという事例もありました。
しかし、そもそも”禁煙なのに灰皿がないと離陸ができない”のはどうしてなのでしょうか?
最悪の事態を想定した灰皿
万が一、機内で乗客がタバコを吸ってしまった時に、確実に火を消すために灰皿を設置しています。
デイゴケンイチ
一度空へ飛び立つと簡単には地上に戻らない、飛行機ならではの決まりなんです。