街中でスマホをいじる人のほとんどがスマホケースを付けていると思います。
なかでも手帳タイプの革ケースはスマホの保護はもちろん、カードなども入れられてとても便利です。
でも、「スマホに革ケース」だとスマホの劣化が早まってしまうんです。
革ケースはバッテリー劣化が早まる
スマホに使われているバッテリー「リチウムイオン蓄電池」は熱に弱く、扱いを間違るとどんどん劣化が進行してしまいます。
なかでも革ケースが一番問題なんです。
革ケースを付けたままにすると、スマホに熱がこもってしまいます。そうなるとリチウムイオン蓄電池の劣化を進めることになってしまうんです。
- リチウムイオン蓄電池自体が熱を発するにも関わらず、外部からの熱にも弱い
通常10~30℃の状態であればバッテリーに負荷はかからないのですが、30℃よりも高くなると劣化が進んでしまいます。
そのためスマホに付けるケースは、熱が逃げるのを妨げてしまうのでバッテリーに良くありません。
デイゴケンイチ
革製の手帳型が一番ダメなんです。
アプリ使用後の本体温度を測ってみる
本体のみ、通常ケース、手帳型ケースをそれぞれ同じアプリを15分間使用し、ケースから出して本体の温度を赤外線測定器で測ってみると、手帳型>通常ケース>本体のみの順で温度が上昇する結果となりました。
再びケースに戻して温度を測定してみても、手帳型>通常ケース>本体のみの順は変わらず、さらに手帳型のケースは保温されてしまい温度がなかなか下がりません。
革製の手帳ケースは保温力が高いうえ、使用後フタをして密閉することも重なってバッテリーを劣化させやすいんです。