りんごを焼くだけでダイエット効果の成分が９倍に

バブル真っただ中の１９８０年代に大流行した「りんごダイエット」。

１日２回の食事をりんごと置き換えるだけという手軽さから大ブームを巻き起こしました。

そんなりんごダイエットが進化して、さらに効果的な方法が見つかったんです。

ポイントは皮も焼く

ポイントとなるのはりんごに含まれる「ペクチン」という成分です。ペクチンは肥満の原因となる悪玉コレステロールの体外排出を促進し、整腸作用を高めて便秘解消にも効果的です。つまり、そのまま食べてもダイエットに効果があります。

さらに、りんごを加熱するとダイエット効果のあるペクチンの量が最大９倍になります。

実は、りんごの皮にはペクチンになる前のプロトペクチンという物質が含まれていて、そこに１００℃以上の熱を加えることで、プロトペクチンがペクチンに変化するんです。

焼きりんごダイエットの簡単で効果的なやり方を紹介します。

デイゴケンイチ

皮ごと食べるのがオススメです。

バナナを加熱するとオリゴ糖が増加します。

オリゴ糖は腸内環境を整えるビフィズス菌の餌となって腸の働きが活性化して、体内の老廃物・宿便・コレステロールなどを積極的に排出するのでダイエット効果が上がります。

ポイントとなるのはトマトの赤い色素成分「リコピン」です。

リコピンは肌のシミの原因となるメラニンの生成を抑制し、さらに老化の原因となる「活性酸素」を破壊して、体外に排出するので美肌効果が期待できます。

さらに、加熱することで吸収されるリコピンは３倍になります。

デイゴケンイチ

オリーブオイルなど油と一緒に食べるのがオススメです。