みなさんは買い物は「現金派」ですか?それとも「キャッシュレス派」ですか?
実は「現金派」よりも「キャッシュレス派」のほうがお金が貯まるんです。
現金信仰は時代遅れ
1,000人の方に「昨年1年間で増やせた貯蓄額」を聞いて「自分は現金派である」と答えたデータがこちらです。
男性だと26万円、女性だと33万円となっています。それに対して「キャッシュレス派」だと答えた人は
全然違います。男性が57万円、女性が45万円ということで男性にいたっては2倍も貯蓄できるという結果になっているんです。
現金派のほうが節約できると思っていたのに逆なんですね。
キャッシュレス派より現金派のほうがお金が貯まらない
デビットカードやSuicaなどの電子マネーを利用する「キャッシュレス派」より、一見堅実そうな「現金派」のほうがお金が貯まらないという裏に明確な理由があります。
「ポイントやクーポンを活用することが好き」と答えた率もキャッシュレス派が高くなり、
「家計簿などで家計を把握している」と答えた人もキャッシュレス派のほうが高くなっています。
結局キャッシュレスのほうがインターネットなどで明細確認が簡単なので、キャッシュレス派の人は情報に敏感で「お金の管理意識が高い」ため貯蓄が増えることに繋がっているのです。
現金派の人はこの3日間に何を買ったか覚えていますか?
確かに覚えていないですね。
そもそも大きな時代の流れからみると「現金派」は時代遅れなんです。
日本のATM維持費は年間2兆円
あたりまえのようにATMからお金を引き出していると思います。
日本にはATMが全国に約20万台あるんですが、実はこのATMってものすごく維持費がかかるんです。
維持費はなんと2兆円!!
キャッシュレス文化が進めば紙幣・硬貨が必要なくなって大きなコスト削減ができるんです。
また、驚きのデータがこちら
国際的なキャッシュレスの比率をあらわしたグラフです。日本はケニアや中国にくらべても極端に低い数値になっています。
キャッシュレス比率が98%のスウェーデンは街の至るところのお店で「現金お断り」の看板があります。なんと漁師さんが魚を販売するのもカード決済で、ホームレスの雑誌販売もキャッシュレスなんです。
さらに電車では駅員さんが乗客の手に携帯電話をかざして清算しちゃいます。これは体内に埋め込んだマイクロチップで料金を支払っているんです。
いかに日本が世界的な流れから遅れているのかを思い知らされます。