シミやシワの原因となる紫外線が最も多いこの時期、日焼け止めクリームを塗ったり、日傘を差したり長袖を着たりすると思います。しかし、これだけでは不十分なんです。

なぜなら、紫外線が目に入ると全身にシミができてしまう可能性があるからです。目に強い紫外線を浴びると角膜が炎症してしまい、その刺激が脳の視床下部に伝達され、脳がメラニンを作るホルモンを分泌します。それが血液で全身に運ばれるために、体のいたるところでメラニンを作ってしまい、その結果、日焼け対策をしていて紫外線を浴びていなくても、皮膚までがシミになってしまうこともあります。

黄色

最も効果的な服は黄色

紫外線防止に使う色は黒が多いイメージがありますが、紫外線を最も遮る色は黒ではないんです。しかし、街で「紫外線を防ぐには何色の服を着る?」というアンケートの結果では、黒と回答した人が約半数を占めていました。

黒い服を着ていると温かくなるため「紫外線を吸収・防ぐ」と勘違いしがちですが、それは紫外線ではなく太陽の熱が原因で、そもそも紫外線に熱はないんです。それでも素肌に比べると紫外線を防止する指数は21倍はあります。

それでも十分だと思うかもしれませんが、もっと紫外線を防ぐ色があります。それは「黄色」です。その紫外線防止指数は素肌に比べて31.4倍にもなります。

デイゴケンイチデイゴケンイチ

黄色の染料には紫外線を最も吸収する性質があります。