ファッション誌を見てみると、「カットソー」という言葉がよく使われていますが、そもそもカットソーって何なのか知っている人は、ほとんどいないと思います。

実際、「カットソーってどんな服ですか?」と街の人に聞いてみても、正しく説明できた人は100人中0人だったという結果があります。

カットソー

編んだ生地を裁断して縫う衣服は全てカットソー

カットソーは単純にカットしてソーするということです。もともと編んだ生地をカット(裁断)してソー(縫う)するものは全てカットソーになります。

カットソーと呼べるのは、1本の糸で編まれた生地を裁断して縫い合わせたものです。そのため、スウェットパンツ・タンクトップ・ポロシャツ・パーカーなどもカットソーになります。

一方、縦と横の糸で作られた織物を使っている織物生地(シャツ・デニム・スーツなと)は、カットソーではありません。

デイゴケンイチデイゴケンイチ

カットソーは編んだ生地を裁断し、縫って作られた洋服のことです。

なぜファッション誌はカットソーを使うのか?

ほとんどの人が正しく理解していないのに、ファッション業界が「カットソー」を多用するのかというと、理由は単純でカットソーと言ったほうがオシャレに聞こえるからなんです。

カットソーは80年代に使われ始めた言葉で、オシャレで高級感があるため浸透していきました。